【ディケイド】「ここが、ぬ〜べ〜の世界か…。」【ぬ〜べ〜】中編

「ここが、ぬ〜べ〜の世界か…」中編








不穏な雰囲気が漂う、童森小学校グラウンド。



鬼の手が消え覇気を無くし、ただうなだれるぬ〜べ〜







鵺野「ああ…あああ…」

響子「ぬ〜べ〜!!しっかりして!!ぬ〜べ〜!!!」

士「…この男に何をした!?」

アポロガイスト「何…イマジンを過去に送り込み、その男の過去を少し変えさせてもらったまでさ…」

士「過去を…?」



アポロガイスト「この男の左手に潜む、鬼の力を制御していた『美奈子』という女を、歴史から消し去った!!歴史は変わり…もう、鵺野鳴介は教師でも…ましてや、霊能力者でもない!!ただの人間になったのだ…」




士「何…!?」

広「美奈子…美奈子先生!?」

響子「ぬ〜べ〜の恩師であり、鬼の手を内から制御している…美奈子先生を…」

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玉藻「…!?そんなことが可能なのか!?」


アポロガイスト「余興は終わりだ!!…今から冥界への門が開く…この世界も時期に崩壊を迎える…!!」


アポロガイストが天に手をかざすと
徐々に『鬼門』が開きはじめ、
向こうから、魑魅魍魎が姿をのぞく。



玉藻「あれだけの妖怪を……士先生、ここは一旦体育館に避難して体制を立て直しましょう。

他の生徒も早く、体育館へ避難しろ!!いそげ!!」

士「くそっ…!!」


一同、体育館へ避難する。


アポロガイスト「クッ…ハハハハ!!!
さぁ!思う存分暴れるがいい!!魑魅魍魎ども!!!そして、我がスーパー童子の糧となるのだ!!」


鬼門から、地獄の妖怪たちが童森町へ飛び出して行く。


魑魅魍魎「「「ギギャャアアア!!!!」」」









〜体育館〜


玉藻「ひとまず、この体育館と鵺野先生が眠る保健室には結界を貼っておきました…だが、どこまで持つか…」

士「すまない…俺がこの世界に来たせいで…危険な目に…」

玉藻「…。

正直なところ、私は貴方の事を心から信頼しているわけではない…

だが…

貴方は、命をかけて生徒を守ろうとした立派な教師だ…それでいいじゃありませんか…」

士「…顔に似合わず、臭いことも言うんだな。」

玉藻「…。

鵺野先生なら、きっとそうおっしゃるでしょう。」

士「信頼されてるんだな…その『地獄先生』ってのは。」

玉藻「あまり、時間は無い…私たちだけでも、童子を…アポロガイストを食い止めましょう…律子先生、生徒たちをお願いします。」

律子「そんな!鵺野先生もいない状態で!
無理よ!危険です!」

士「それでも、俺たちはこの町を…この生徒たちを守らなきゃいけない。
この学校の教師としてな。


それを…あの男が一番望んでるんじゃ無いのか?」

広「士…先生…」

士「やっと、名前を覚えたな。
大丈夫だ…先生に任せとけ!」

玉藻「行きましょう、士先生!」

士「ああ!」


体育館を出る、二人。









克也「大丈夫かなぁ、あの二人で…」

美樹「天下の仮面ライダー様と玉藻先生が一緒なのよ!主人公が負けるはずないんだから!」

広「主人公はぬーべーなんだけどなぁ。」


ふと、広が響子に目をやると
何やら一人で考え込んでいた。


広「…しっかりしろよ!響子!玉藻と士先生があいつらなんてぶっ飛ばして、ぬーべーだってちゃんと元に戻るさ!」

響子「ちがうの……何か引っかかるのよ…」

克也「引っかかるって…?何が?」

響子「もし、あいつらの言うとおり
もし、歴史が変わったのなら…
なんで私たちは、覚えているの?鬼の手の事…ぬーべーの事を」

広「た、確かに…。」

響子「歴史…過去…未来……変わる…。


…!!


いかなきゃ!ぬーべーの所へ!!」

広「お、おい!待てよ響子!!外は危ねえぞ!!」

美樹「そーよ!!きっと、士先生が何とかしてくれるわ!!」

克也「校舎内にも妖怪がうろついてるかもしれないんだぜ!?」

響子「それでも…それでも、5年3組の生徒なの!?」


涙を流す、響子。


広「響子…。」

響子「ぬーべーはおっちょこちょいで、貧乏人でその癖スケベで
どうしようもない人だったけど、
でも、そんなぬーべーに私たちは何度も助けてもらったじゃない!

だから…だから…

今度は私たちがぬーべーを助けなきゃ!!」

広「…響子、お前そこまで…。」

美樹「わかったわよ…。もう何度目って感じよね、こういう危ないの。」

克也「ま、このクラスにいたおかげで、度胸はついたかな!」

広「お前ら…」






『大丈夫だ、先生に任せとけ!』

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広「…よし…5年3組の底力!見せてやろうぜ!!!」

三人「「「おー!!!」」」

体育館を飛び出す、四人。








〜童森小学校 グラウンド〜


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霊霧魚「ギュァァァアア!!!」

玉藻「…これは霊霧魚!!こんなやつまで!!」


玉藻、妖力を解放し
妖狐の姿になる。

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ディケイド「それが、お前の本当の姿か…。」

妖狐玉藻「…笑いますか?」

ディケイド「いや…本当の姿があるなんて、逆に羨ましいな。」

霊霧魚「ギュァァァアア!!!!!」

妖狐玉藻「来ますよ!士先生!」

ディケイド「さて、除霊開始だな…!」


〜学校 廊下〜






てけてけ「足いるかぁぁぁあ!!」

赤白帽の男の子「見つからないよぉー!!!」

トイレの花子さん「あかないよぉー!!」


広「走れーーー!!みんなーーー!!」

克也「あんなのまで、復活してんのかよぉー!!!」

美樹「ハァ、ハァ…響子!あんた、ぬーべーに会いに行くのはいいけど!
何かいい案はあるんでしょうね!?」




響子「…多分、あくまで私の予想なんだけど…

歴史自体は本当は変わってないと思うの…

変わったのは、ぬーべーの歴史なのよ!」

広「どう言うことなんだ!?」

響子「私、一度だけ…

『まくらがえし』って妖怪の力で、
別の未来に連れて行かれたことがあるの…。

だから、ぬーべーも…私の時と少しちがうけど
ひょっとして別の世界の…
パラレルワールドのぬーべーがこっちに来たんじゃないかって!」


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克也「美奈子先生がいなかった世界のぬーべーって事か!?」

広「でも、響子…
お前その時どうやって、元の世界に帰って来たんだ?」

響子「その時は…ぬーべーが鬼の手で私を戻してくれたんだけど…」

美樹「じゃあ、どうやってぬーべーを元に戻すのよ!!
鬼の手は愚か、今ここには霊能力者だっていないのよ!!
この脳筋女!!まな板オッパイ!!」

響子「だから!それを今、必死で考えてるんじゃい!!妖怪化乳女!!」

克也「喧嘩してる場合かよぉー!」

広「とにかく!保健室にいこう!!響子の予想通りなら、俺たちの力でなんとかぬーべーを連れ戻してみせるしかない!!」








〜体育館〜



グラウンドで暴れる霊霧魚の声が
体育館に響き渡る。
震えるまこと。


まこと「みんな、いっちゃったのだ…

…もうおしまいなのだ、僕らにはぬーべーがいないと……。」


外から、霊霧魚と戦う
玉藻と士の声が聞こえる。


まこと「玉藻先生…士先生…。」


『お前ら、
よく覚えておけ…
俺は…

通りすがりの仮面ライダーだ!』


まこと「通りすがりなのに…なんで…




霊霧魚「ギュァァァアア!!!」

ディケイド「!!…ぐぁっ!!!」

妖怪玉藻「士先生!!!…がぁっ!!!」



『俺の生徒に、手を出すな!!!』



まこと「……!


僕も…

僕も、通りすがりの仮面ライダーになるのだー!!」

律子「…!

まことくん!!待ちなさい!!まことくん!!」


意を決して、保健室へ単身向かう
まこと。




〜廊下〜

まこと(ぬーべー先生!士先生!僕はやるのだ!
仮面ライダー…僕に勇気を…!!)

まこと「この角を曲がれば…保健室なのだ!」



シャリシャリシャリシャリ…



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はたもんば「罪人は…何処だ…!?」

まこと「…は……はたもんば!!」

はたもんば「罪人は…首を切るのだぁぁあ!!!」

まこと「う、うわぁぁぁぁあああ!!!」



ドキュン!!ドキュン!!ドキュン!!


はたもんば「…ぐぁっ!!」








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海東「僕が罪人…?
違うね、僕は自分の欲しいものを手に入れるトレジャーハンター…

それだけさ。」

まこと「た、助かったのだぁ…」

海東「君はここの生徒かい?
…ちょうどいい、コレを持ち主に返してあげてくれないか?」


懐から水晶玉を取り出す。

まこと「それは!ぬーべーの水晶玉!!」

海東「地獄先生の持つ水晶玉…
価値のあるものだと思ったんだがね…
どうやら、普通の水晶玉だったようだ。」

まこと「お兄さんは…一体…?」


騒ぎを聞きつけ、続々と現れる妖怪達


海東「名乗るほどのものでもないよ…
すまないが…下がっていたまえ。」

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カメンライドゥ…

ディ!エーーーーンド!!


ディエンド「会話の邪魔をされるのは好きではないんだ…気をつけたまえ!!」


ドキュンドキュンドキュン!!


まこと「お兄さんも…仮面ライダー…!!」

ディエンド「なにをぼさっとしている、早くそれを届けてくれたまえ!」

まこと「う、うん!ありがとう!仮面ライダー!!」


ディエンド「…。

さて、僕も忙しいんでね…




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あとは、任せたよ 僕の兵隊さん。」



カメンライドゥ…

ライオトルーパーズ!




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〜保健室〜

広「ぬーべー!!」

響子「助けに来たわよ!ぬーべー!!」



四人が保健室に入って見たものは、
布団をかぶり、ガタガタ震えるぬーべー。
その瞳は心から怯えきっており、覇気は感じられない。


鵺野「き、君たちは…?」

克也「な、なに言ってんだよ!ぬーべー!」

美樹「5年3組の可愛い生徒達の顔をわすれたなんて言わせないわよ!!」

鵺野「僕は…生徒なんて…」

響子「いい!?ぬーべー!
貴方は、5年3組の…私たちの先生なの!!私たちが悪霊や妖怪に襲われた時、何度も助けてくれたりしたの!!」

鵺野「悪霊……。妖怪…!!」


書き換えられたぬーべーの過去がフラッシュバックする。

霊障に苦しんだ子ども時代。
周りから、不気味な子として陰口を叩かれ、
石をぶつけられた子ども時代。

その記憶に、美奈子先生の姿はない。


鵺野「うわぁぁぁぁあああ!!!やめてくれ!!いじめないでくれ!!!!」

広「ど、どうしたんだよ!落ち着けよぬーべー!!」

鵺野「来るな!!!僕は!子どもが嫌いだ!!大嫌いなんだ!!!早く出て行ってくれ!!!!」

美樹「そ、そんな…」

克也「いくらなんでも、ひどいぜ…ぬーべー…」

広「ちくしょう!!どうすればいいんだよ!!」

響子「お願い…!帰って来て!!ぬーべーーー!!!!」


勢いよく保健室の扉が開く。


まこと「みんな!遅くなってごめんなのだ!」

一同「まこと!」

広「お前…一人で来たのか?」

まこと「ちがうのだ!途中で別の仮面ライダーのお兄さんに助けてもらったのだ!ほら、今もそこで…」


保健室の外を指差すが、
そこにディエンドの姿はない。


まこと「あれ?…いなくなってる。」

克也「そんな事より、お前。それ…」


克也、まことの持つ水晶玉を指差し


まこと「あー!そのお兄さんにぬーべーに届けてくれって言われたのだ!」

響子「水晶玉…
…!そうよ!確か…!」

広「そういえば、昔ぬーべーが
物にはテープレコーダーのように周囲の記憶が残るって…
それは…」



鵺野『霊力の強い水晶玉なら、より鮮明に映し出すことができる』



響子「みんな!!」

美樹「ええ!!」

克也「ああ!!」


ぬーべーの前に行き、
水晶玉に手をかざす5人


響子「全てを見つめてきた水晶玉よ、私たちの思い出を…ぬーべーとの思い出を映したまえ!」



強い願いと共に眩い光を放ち、
部屋の周囲に映し出される
ぬーべーと5年3組の思い出の数々。


『おはよう!みんなー!!」
毎朝、生徒の笑顔に触れ、


『また忘れ物したのか!!』
時に、厳しく生徒を叱り

時に、生徒が危険な目にあうと
鬼の様な形相で悪霊と戦う。


『俺の生徒に…手を出すな!!!』



鵺野「これは……僕は…一体…?」



最後に映し出されるのは、
鬼と戦う、若き日のぬーべーの姿。

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そして、
鬼の中で魂のみ生き続けていた
美奈子先生。



美奈子「鵺野くん…鵺野くん…」

鵺野「み……美奈子…先生…


僕は……

僕は…!

……俺は…!!」



突如、水晶玉が強く光り
周囲を照らす。

目を開けるとそこには

霊体の美奈子先生が現れていた。

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広「み、美奈子先生…」

克也「やっぱ、美人だなぁー」

美樹「コラ!」



鵺野「美奈子先生…俺は…。」

美奈子「鵺野くんは幸せものね。
こんなにもたくさんの生徒に愛してもらえて。」

鵺野「でも…俺は…美奈子先生に出会えなかった…」



そっとぬーべーを胸に抱く、美奈子


美奈子「そっか…『こっち』の鵺野くんは、私に出会えなかったのね…ごめんね…

ここは、パラレルワールド…たくさんあるうちの未来のひとつ…。

大丈夫。世界は違っても、私はいつでも鵺野くんの事を見守っているわ。

さぁ、帰りなさい
私の可愛い生徒…
そして、幸せな未来を築くのよ…」



眩い光に包まれ、消えていく 美奈子。






〜グラウンド〜


屋上にて、鬼門から現れる妖怪次々に食らう
童子と姫。


アポロガイスト「たくさん吸収するがよい。だが…まだメインディッシュが残っているのを忘れるなよ?」






校庭では、ディケイドと玉藻の二人がなんとか霊霧魚を討伐する。


霊霧魚「ギュァァァアア…!」

妖狐玉藻「ハァ…ハァ…。」

ディケイド「さすがにデカイのは骨が折れる…」


アポロガイスト「なんだ、もうおしまいか、ディケイド?
ちょうどいい、こいつらも退屈していた所だ!」



鬼門から蟹魔化魍、エイの魔化魍が出現する。



玉藻「くっ…流石に、厳しいかもしれませんね…」

ディケイド「こうもデカイのばかり続くなんて、バラエティにかけてるじゃないか…。」

アポロガイスト「お楽しみは大事にとっておくものなのだよ…!」



玉藻、ディケイド目掛け襲いかかる
魔化魍たち



クウガ「士ー!!!」

ゆきめ「お待たせしました!!!」



ゆきめの巨大な氷塊をクウガが粉砕し魔化魍目掛け、広範囲に攻撃をしかける。

魔化魍「クギャアアアア!!!」

玉藻「ふん…礼は言わないぞ、雪女!」

ゆきめ「キツネちゃんのお礼なんていりませんよーだ!」

ディケイド「遅いぞ…ユウスケ…!」

クウガ「悪い、悪い!街にも妖怪とかが溢れててさ!」

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アポロガイスト「役者は揃った様だな…!
そろそろメインディッシュの時間だ!貴様らも付き合うのだ!!」



鬼門がより大きく開き、

童子と姫の前に、満身創痍一人の鬼のが落ちてくる。

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ゆきめ「!!!…あ、あれは!!」

玉藻「……絶鬼!!!」

絶鬼「…誰…だ……この、俺を…地獄の底から
呼び起こしたのは……?」

アポロガイスト「この、私だ…

しかし、君と長々と話している時間はないのだよ。」


童子、絶鬼に近づき
少しずつその身体を吸収していく。


絶鬼「貴様…この…俺を…?」

アポロガイスト「さぁ!地獄の鬼を吸収し、究極の魔化魍として生まれ変わるのだ!!!」

童子「おおお…おおおおおおお!!!!」



絶鬼を完全に吸収し、身体を変化させる童子


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絶鬼童子「…。」



ディケイド「鬼を…吸収した…。」

ゆきめ「ああ…」

玉藻「完全に…絶鬼の力が蘇ったというのか…」



アポロガイスト「さぁ!絶鬼童子よ!!仮面ライダーどもに制裁を加えてやるのだ!!!」

絶鬼童子「…僕に…命令するつもりか?」



瞬間、絶鬼の鬼の腕が伸び、アポロガイストの首を絞める。



アポロガイスト「ぐぅっ!?貴様…どういうつもりだ…!!」

絶鬼童子「何処の誰かはしらないが…この僕を地獄から蘇らせてくれた事には感謝しよう…。

だが、誰も僕を従わせる事はできない…!」


姫がアポロガイストを助けようと
童子に食らいつく。

反対の手でそれを否し、
地獄の炎で姫を焼き尽くす、絶鬼。


姫「あ…ああ……」

絶鬼童子「これで分かっただろう?
どちらが上なのか…?」

アポロガイスト「くっ…貴様は失敗作だ!!もう、この世界に用はない…好きにしろ!!」



次元の壁に逃げるように消える
アポロガイスト


絶鬼童子「久しぶりだな…童森町…


そこにいるのは、妖狐と雪女…か。」




絶鬼童子に睨まれ、完全に竦む
ゆきめと玉藻。



クウガ「あいつ…かなりヤバそうだな…」

玉藻「正直なところ…私と、この女が全身全霊をかけても倒せなかった相手だ…」

ゆきめ「鵺野先生が鬼の力を解放してなんとか倒せたけど…

でも、あの時よりもっと凶悪に…もっと強くなってるのがわかる…」

ディケイド「……。

だが、放っておくわけにはいかないただろ。」



カメンライドゥ…

デンオー!!


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電王ディケイド「さぁて、鬼退治と行くぞ!」


ファイナルフォームライド…
ククククウガ!!


クウガゴウラムの背中に乗り、
絶鬼童子目掛け突撃する
ディケイド


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電王ディケイド「ハァアアアッ!!!」


絶鬼童子「…ふん。」


片手でクウガゴウラムを弾き、
ディケイドを屋上に叩き落とす。


電王ディケイド「…なかなかのパワーだな…!」

絶鬼童子「お前は一体なんなんだ?
僕の邪魔をするのはやめた方がいいよ?」

電王ディケイド「なんでもない…ただの教師さ…
この学校を守る…な。」

絶鬼童子「…!

鵺野鳴介みたいな事を言うんだな。

決めた。



ここで、死ぬといい。」




絶鬼童子の手のひらから青い炎が噴出し、
ディケイドの身体を包み込む。



電王ディケイド「グァァアアアア!!!!!」



玉藻「ディケイドーー!!!」

クウガ「士ーーーーー!!!」



後編につづく


ぬ〜べ〜】【ディケイド】「ここがぬ〜べ〜の世界か…」後編 - ononmitsuss's blog
http://ononmitsuss.hatenadiary.jp/entry/2014/03/31/131535











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